第五回 情報リテラシー論 『スマートフォン普及と課題』

2021/11/01

レポート

t f B! P L

【スマホ、来日】

こんにちは! とある学生です。
今回も、長岡造形大学で開講されている「情報リテラシー論」のレポートを書いていきます。
テーマはスマートフォン普及と課題ということで、早速まとめていきたいと思います。

1 パソコンが必要な理由

本日の動画は、パソコンが必要な理由について解説している動画です。
スマートフォンでできることが多岐に渡ったことで
若い世代の人からすると、
パソコンは必要ないのでは?と考える人が多いと思います。
この動画では、グラフなどのデータから
若者のパソコン離れと、パソコンが必要な理由について話しています。


この講義を受けている方は、去年のテストに出たようなので必見です。



1.日本の子どものパソコン使用率
世界で唯一、日本のパソコン使用率は低下しています。

2 携帯電話とスマートフォン

 →ガラケーとスマホの違い

皆さん、ガラケー(フィーチャーフォン)とスマートフォンの違いを説明できますか?
昔はボタンがあるものがガラケー、大きな画面があるのがスマホ。
というように分かりやすかったのですが、
現在は折り畳めるスマホが発売されたりと、
定義が難しくなってきています。

その中で分かりやすいものだと、
・OS(iOSやandroid)のアップデートによって長く使うことができる。
・入力方式の違い(トグル式からフリック方式へ
この二つが挙げられますね。

 →電話の音声

電話の音声は、相手の声に近い音声を合成したものだということをご存知でしょうか?

まず、相手が発した音声を一度データに変換します。
それを受け取った側は相手の音声を合成し、
再生しているんです。

なぜこんなことをしているのかというと、
データ量を軽くするためです。
このような処理を行わないと、
送信に時間がかかってしまうようです。

ちなみに、携帯電話越しに音楽を流すと正確に伝わりません。
なぜかというと、音楽ではなく音声を再生する仕組みになっているためです。
声よりも複雑な音の組み合わせを正確に伝えることができないということです。

自分の代わりに機械が話していると思うと、なんだか不思議な気持ちになりますね。

 →各端末の出荷台数推移

次は、スマートフォン、タブレット、パソコンの出荷台数の推移を見ていきたいと思います。
出典元が異なるため一概には言えないのですが、
スマホ市場と比べて、
タブレット市場ではWindowsの割合が多いということが分かります。

他にも、10代20代の女性ではiPhoneを使っている人が多いことも分かります。

この理由を考えたり調べたりしてみたのですが、
ハーディング効果というものが影響しているのではないかと思います。
分かりやすく言うと、「みんなが使っている」「前もiPhoneだった」
などの理由でなんとなく買ってしまう現象のことです。
皆さんもこのような経験があるのではないでしょうか?

また、ケースの種類が豊富であることも関係していると考えられます。
新しいiPhoneが発売されると多くのメーカーが一斉にさまざまなデザインのケースを販売しますよね。
androidだとさまざまな機種があるためなかなか気に入ったものが見つからないことがあります。
さらに、iPhoneのケースには人気のブランドがあり、先ほど紹介したハーディング効果もあって、iPhoneを選ぶ人が多いのではないでしょうか。

他にもいろいろな理由があるとは思いますが、
パッと思いついたものを挙げてみました。

2 iOS とandroid

 →Google playとApp Store

これを見ると、Google playのアプリ登録数が大幅に伸びていることが分かります。
これには、App Storeに審査があることが関係しています。
審査がなく、登録のハードルが低いGoogle playにたくさんアプリが登録されました。
ただ審査がないと言うことは、
ハッキングなどをするような有害なアプリがある可能性がApp Storeより高いと言うリスクがあります。

その対策としてセキュリティアプリを入れると良いでしょう。
以下にいくつか載せておきます。



1.携帯電話、スマホの歴史

2.androidは買収された会社の名前

3 スマホ対応のデザイン

スマホとタブレットでは、Webサイトを閲覧する方法が異なります。
スマホなら縦向きで使用しますし、
タブレットは両手で使うことが多いですよね。

ここで、面白いデータがあります。
この資料を見ると、片手持ちの人や、利き手で操作する人が多いようですね。

利き手ではない方で操作することが多い人は、スマホ依存だそうです。
利き手を空けることで、食事や作業など他のことをすることができるため、
生活のさまざまな場面でスマホを使っているという証拠になります。

 →アプリのデザイン

上の資料で、スマホの操作方法には特徴があることが分かりました。
国内で主要なSNSアプリには、このことを意識したデザインがなされています。
この資料から、
親指で操作することを意識したデザインがされていることが分かります。
親指が届く位置にメニューバーを配置することで操作しやすくなっていますね。

 →Webのデザイン

リンクのデザインを考えるにあたって、
パソコンとスマホのリンクの違いを知る必要があります。
パソコンはカーソルを合わせるとリンクだと分かるのに対して
スマホでは押すまでそのリンクが機能しているかどうか分かりません。
リンクと分かるようにするには、下線を表示させる必要がありますね。

また、リンクの幅や見た目も工夫する必要があります。





Apple ホームページのスマホ対応

4 スマホの検索数

2015年夏、モバイル端末の検索数がパソコン端末の検索数を上回りました。
これに合わせて、興味深いデータがあります。
スマホの入手によって、検索数が2倍以上に増加したというデータです。
パソコンやスマホ、タブレットなどの併用によって
検索することができる機会が増えたため、このような結果になっています。

また、以下のようなデータもあります。
パソコンのみで検索されるキーワード、
スマホのみで検索されるキーワードが存在するのが面白いですよね。

この理由を考えてみたのですが、
スマホ特有のフリック入力音声検索が関係しているのではないかと思います。

フリック入力は、
日本語を入力するのに最適化されています。
裏を返せば、アルファベットを入力しにくいということです。
そのため、カタカナでの検索が増えます。
(Googleではなく、グーグルなど)

また音声検索では、
話し言葉での検索がされることが多いと考えられます。
「美味しいレストランを教えて」
などですね。

使うものによって検索キーワードが変わるというのはなかなか面白いです。

5 ハッシュタグの誕生

ハッシュタグは、ソーシャルメディアやスマホの普及によって生まれました。
従来のハイパーリンクは一つのページに飛ぶものでしたが、
このハッシュタグは、検索結果を表示するものです。

なぜこのようなものが生まれたのかというと、
検索するのが面倒だから
です。

パソコンに比べて、
コピーしてペーストする
という作業が簡単ではないため、このような機能が生まれたんですね。
ハッシュタグの押すだけで検索ができるという便利さが注目されていくことになります。

ここで、ハッシュタグの歴史を見てみたいと思います。

 →ハッシュタグの歴史とニュース

ハッシュタグというとInstagramのイメージが強いですが、
最初に採用したのはTwitterです。
その後も、
Google+やFacebook、LINEも導入していき、広く利用されるようになりました。

 →#ハッシュタグの世界

テレビ番組 マツコの知らない世界では、
「#ハッシュタグの世界」と題し、
ハッシュタグの魅力や真実について紹介しています。
主にハッシュタグを利用している若い世代の目線から紹介されているので、
共感できる話があるかもしれませんね。

6 スマホ、タブレットが与えた影響

→ビジネスに与えた影響

ガラケーにカメラが搭載された際に、デジカメではなく
写ルンです(インスタントカメラ)の売り上げが減ったというのは面白いですね。

 →スマホ依存対策

 →スマホやPCの利用

上の資料は、子どもに向けて
スマホやPCの使い方についての約束事を書いたものです。

今の時代は、小さい子どもでもスマホやPCを日常的に使う機械が多いので、
このような約束事を作るのは大事かもしれません。

 →思考を言語化するツール

Twitterは、自分の思考をとても簡単に言語化できるツールです。
しかし、長い文章を書けなくなるという問題点もあります。
たまには、ブログを書いてみたりするなど、
文章を書く練習をしてみるのも良いかもしれませんね。

まとめ

今回は、スマートフォン普及と課題についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。

スマホの普及が、
Webサイトやアプリのデザイン、
企業の戦略に変化をもたらしたことが分かりました。

またその一方で、
様々な課題があることも事実です。
スマホやSNSなどとうまく付き合っていく姿勢が大切ですね。

第六回の情報リテラシー論も楽しみです。

では、次回の情報リテラシー論でお会いしましょう!


 情報リテラシー論 担当教員 
イーンスパイア株式会社代表取締役   
ネットビジネス・アナリスト横田秀珠 

 長岡造形大学URL 

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