第十三回 情報リテラシー論 『画像認識の技術と流出問題』

2021/12/26

レポート

t f B! P L

【AIと画像】

こんにちは! とある学生です。
今回も、長岡造形大学で開講されている「情報リテラシー論」のレポートを書いていきます。
テーマは画像認識の技術と流出問題ということで、早速まとめていきたいと思います。

1 画像認識技術

 →眼の誕生

突然ですが、地球上の生物の進化において何が重要だったかご存知ですか?
上の資料を見ればわかるのですが
「眼」の獲得によって、
生物の進化が爆発的に進んだのです。

これを現代に置き換えて見ると、
AIにも同じことが言えます。

AIにとっての「眼」
つまり画像認識技術が、
AIの進化に大きな影響を与えるということです。

今回はこの、
画像認識技術にフォーカスを当てていきたいと思います。

 →写真

画像認識について話す前に、
写真について少しお話しします。

この資料から、
写真のアップロードが急激に増えていることがわかりますね。
これだけの写真があれば、AIに
とんでもない量の情報を学習させることができます。

 →Pinterest

Pinterestは
自分好みに写真を収集し、
保存することができるものです。

今まで現実世界で行っていたことを
データとして保存できるということですね。

 →Pinterest ズームイン検索

今でこそ画像検索は一般的ですが、
GoogleやAppleが始める前から
このような検索ができたのはすごいですね。

 →Pinterestレンズ

こちらの機能も、
Googleが行う前からあったようです

 →Googleレンズ




Google画像検索

2 画像検索

 →Instagram

Instagramが画像検索のツールとして使われ始めています。
確かに、同じものを検索しても
Google検索よりもInstagramの方が
SNSで話題になっているものや、
よりリアルな情報を手に入れやすいかも知れませんね。

 →写真のキーワード検索

2015年には、
画像認識技術を用いた
写真のキーワード検索ができるようになっています。

これが実現しているということは、
AIが画像に映っているものを認識できている
ということになります。
思ったよりも前に実現されていた技術だったんですね。

さらに遡っていくと、
2010年には
Amazonフォト検索
というサービスが開始されています。
書籍の表紙の写真で検索できるので
とても便利ですよね。

3 AIの進歩

 →Biome

 →Auto Draw

 →remove.bg

画像を切り抜いて透過画像を作成できるものです。
AIが進歩していることが分かりますね。

 →文字起こし ばりぐっどくん

画像を文字起こしすることができます。
簡単にデータ化できるのは魅力的です。

 →Clarifai

これは動画を分析し、
動画の中に何が映っているかをタグ付けするものです。
写真に留まらず、
動画も認識できるまでにAIが進化している
ということが分かりますね。

 →Facebook

Facebookにも、
上記のような画像認識技術を用いたサービスがありましたが、
2021年に終了しています。

これによって
顔認識技術の進歩が停滞することが考えられますが、
使いようによっては危険な技術でもあるので、
どうなっていくのか注目ですね。

 →AIカメラ

これはAIカメラが
人間の動きを認識して
危険な行動があれば警告してくれるものです。
これが普及すれば不注意による事故が減りそうですね。 

4 画像検索と著作権

Googleで画像検索すると、
画像が出てきてWebページが出てきますよね。
これはよくよく考えると
人の写真を使って勝手にWebページを作っている
ということになります。
このことが
著作権違反の条件である
複製加工利用に該当するのではないかと問題になりました。

 →裁判の事例

結果として、
小さいサムネイルとしての使用
は認められることになりました。

 →不正コピーの助長

 →スクショ

近年画像流出の原因となっているのが、
スクショです。
これを見ている皆さんも
スクショを使うことは多いのではないでしょうか。

このような現状から、
法律の改正が行われました。

 →著作権法改正




1.技術進化の加速化

2.NFT
最近話題のNFTです。
替えが効かない一点ものの情報であることが特徴です。
アートなどで大金を稼いでいる人もいますが、
これからどのように発展していくのか楽しみですね。

まとめ

今回は、画像認識の技術と流出問題についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。

画像認識技術の発展により、
様々なことができるようになっています。
また画像の著作権問題のような課題がある一方で
NFTのような価値のあるデータが生まれています。
課題を乗り越えていきながら、
どのような発展を遂げていくのか楽しみですね。


第十四回の情報リテラシー論も楽しみです。

では、次回の情報リテラシー論でお会いしましょう!


 情報リテラシー論 担当教員 
イーンスパイア株式会社代表取締役   
ネットビジネス・アナリスト横田秀珠 

 長岡造形大学URL 

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