第十二回 情報リテラシー論 『ラジオと音声技術の未来性』

2021/12/19

レポート

t f B! P L

【ラジオ、魂の座】

こんにちは! とある学生です。
今回も、長岡造形大学で開講されている「情報リテラシー論」のレポートを書いていきます。
テーマはラジオと音声技術の未来性ということで、早速まとめていきたいと思います。

1 ラジオ

 →ラジオの人気

みなさんはラジオを聞くでしょうか?
私の印象ですが、周りに日常的にラジオを聞いている人は少ないと感じます。
今回はそんなラジオについてお話ししていきたいと思います。
 

 →AMとFMの違い

FMの方がメリットが大きいため、今後はほとんどがFMに移行していくと思われます。

 →デジタル移行

 →東日本大震災でのラジオ

とても緊張感が伝わってくる内容となっています。
状況を伝え続ける様子からはプロ根性を感じますね。
私は小学校の時に経験したのですが、その時のことを思い出しました。
当時、62時間CMなしで放送し続けたことから
称賛されたそうです。
この出来事から、ラジオが注目されることになります。

 →radiko

若者のラジオ離れ対策として、
日本ではAMラジオをFM波で同時放送する
などの策を講じていますが、うまくいかなかったようです。
実際、ノルウェーでは2017年ごろにはFMラジオを終了しています。
世界的にもラジオが終了する流れになっているように感じますね。

そんなラジオですが、
2010年にはradikoが登場しました。
スマートフォンでラジオを聞くことができるのは便利ですよね。
特徴として、
エリアごとに聞けるラジオが異なるという特徴があります。
全国のラジオを聞くためには課金が必要なようです。

 →radiko タイムフリー

radikoにはタイムフリーという機能があります。
リアルタイムでの放送を見逃しても聞くことができるのは大変便利です。

 →他のラジオサービス

ほとんどのサービスは終了しているようです...

 →イヤホン

スマホに繋ぐだけでラジオを聞けるのは便利そうです。
インターネットに繋ぐ必要がないので、
災害時に役立ちそうですね。

2 Podcast

 →Podcast

Podcastをご存知でしょうか。
これは今注目されているサービスで、Appleが始めました。
このサービスでは、ラジオの録画番組などが配信されています。
実は、このサービスは素人も投稿可能なんです。
これは意外と知られていないのではないでしょうか。

またAnchorというサービスを使えば、
Podcastサービスを提供しているサイトやアプリなどに、
同時にラジオを投稿できるようです。
様々なプラットフォームに手軽に投稿することができるのは
大変便利です。

 →音声配信の可能性

ではなぜ、Podcastが注目されているのでしょうか。
実は動画と音声を比較したとき、
音声の方が最後まで聞いてもらえる傾向にあることがわかっています。
なぜこのようなことが起きるのかというと、
音声は聞き流すことができる
これに尽きるのではないでしょうか。
動画の場合、
ずっと画面に集中しなければならなりませんが
音声ならば画面に目を向ける必要がありません

 →OK Google

音声入力は大変便利な機能ですが、
その音声が履歴として残っているのを知っているでしょうか。
なぜ音声が記録されているのか。
それは、AIに機械学習をさせるためです。
多くの音声を聞かせることで、AIの能力を向上させることが目的です。



1.音声入力

2.音声アシスト

3 音声技術の可能性

 →コエステーション

手軽に合成音声を作ることができるのは、
様々な可能性がありそうですね。

 →ボイスチェンジャー

 →MakeitTalk

この技術もすごいですよね。
すごいと感じる一方で恐ろしさも感じてしまいます。
悪用されないことを祈るばかりです。

 →スマートスピーカー

スマートスピーカーも様々なモデルが発売されていますね。

  →音声コンテンツの可能性

ここまで
音声技術の可能性をいくつか挙げましたが、
ラジオ配信が注目されていることについて
整理したいと思います。

現在、世の中で多くの割合を占めているのは動画コンテンツです。
YouTubeやTikTokなどの目を奪うメディアが主流のこの時代、
画面を見なくても楽しむことのできるコンテンツが再注目されているのです。

音声よりも多くの情報を伝えられる動画コンテンツが普及したこの時代だからこそ、
一周回って音声だけのコンテンツが注目されるというのは面白いですね。

さて、
これまでの話を軽くまとめたところで、
そのほかの音声に焦点を当てたコンテンツを紹介していきます。

 →音声SNS

現在人気のSNSも音声のコンテンツを取り入れていることがわかりますね。

 →音声の文字起こし

音声を文字起こしするという試みも行われています。
現在Googleでは、
文字や写真、動画を検索することはできますが
音声や音源を探すことはできません

Googleは、Podcastを文字起こししたページを自動生成すると発表しています。

 →AIの読唇術

この資料から、
人間の2倍の精度で読唇を行うことができることがわかりますね。
口の動きだけで検索をできる未来が来るかもしれませんね。

まとめ

今回は、ラジオと音声技術の未来性についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか。

ラジオというコンテンツが衰退しているデータもある中、
音声の持つ可能性が見出され、
復活の兆しを見せています
これから、音声に関わるコンテンツが次々と生み出されていくことを
願うばかりです。

第十三回の情報リテラシー論も楽しみです。

では、次回の情報リテラシー論でお会いしましょう!


 情報リテラシー論 担当教員 
イーンスパイア株式会社代表取締役   
ネットビジネス・アナリスト横田秀珠 

 長岡造形大学URL 

このブログを検索

  • ()

ラベル

QooQ